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善光寺の門前町

善光寺の門前町の成り立ち

信州を代表する名刹・善光寺の参道は、江戸時代の五街道に次ぐ重要な北国街道のルートでもあったとされています。北国街道は佐渡で産出する金を江戸へ運ぶという役割とともに、京都や江戸から善光寺へ参るための道として整備され、善光寺の門前町は宿場町としても栄えました。

善光寺の門前町へのアクセス方法

 

現在では、JR長野駅・善光寺口から善光寺までの約1.8キロメートルにわたる長野市中央通りとその周辺が、善光寺の門前町として親しまれています。しまんりょ小路や権堂アーケード、千歳町通りなど、趣のある通りを探して歩くのも楽しみのひとつです。

善光寺の門前町にある商店街へのリンク

東北の駅百選

東北の駅百選は、国土交通省東北運輸局管内の特徴ある100の駅です。2002年に「鉄道の日」記念行事の一環として、各事業者の自薦リストを元に選考委員会が選定を行いました。他の駅百選と違って、公募ではなく、選出・発表も複数年ではなく一度に行われました。
他と比べてこの主催者は百選に力を入れていた模様で、専用のウェブサイトも当時は立ち上げていました。
2011年の東北地方太平洋沖地震の影響で3駅が被災し、1駅が立ち入りができなくなっています。

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中部の駅百選

中部の駅百選は、運輸省(2000年からは国土交通省)中部運輸局管内の特徴ある100の駅です。1999年から2002年の4年にわたって公募などで募集した駅から、選考委員会が100駅を選びました。
ロープウェイの駅が四ヶ所も選ばれているところに、この地域ならではの特徴がうかがえます。選定された後に廃止された駅が8駅あり、運輸省主導で行われた駅百選の中ではトップとなっています。
第3回(2001年)に選定された金沢駅は、アメリカの著名な旅行雑誌「Travel + Leisure」のウェブサイトで「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれています。

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近畿の駅百選

近畿の駅百選は、2000年から2003年にかけて国土交通省近畿運輸局が、鉄道の日を記念して制定した100の駅です。特徴のある駅を一般から募り、選考委員会で選定しました。

関西は伝統的に阪急、南海、阪神、近鉄、京阪の五つの私鉄が強く「私鉄王国」と言われているだけあって、選出された駅も七割以上が私鉄の路線からです。

注目の駅:
大阪府貝塚市にある水間鉄道の水間観音駅(選定当時は水間駅)は1926年(大正15年)に建造された、寺院風のデザインを持つ駅です。大阪府の駅舎としては浜寺公園駅、諏訪ノ森駅につづいて1999年に国の登録有形文化財に登録されました。 続きを読む 近畿の駅百選

日本の棚田百選

棚田百選は、1999年に農林水産省が棚田の保全、保全のための整備活動、そして農業農村に対する理解を深めることを目的として認定した134の優れた棚田です。

選定にあたっては、健全な営農の取り組み、適切な維持管理、地域活性化への熱心な取り組みの三点が基準とされました。これらの基準にしたがって各都道府県から推薦された棚田のなかから、「日本の棚田百選」選定委員会が選定を行いました。

棚田のかつての主な役割は地域における食糧生産の場でしたが、今では国土・環境保全や独特の景観美を提供する自然資源として注目されています。リンク先をみればわかりますが、各自治体で棚田の情報を発信しているのは、観光協会系の組織・団体がほぼ全てです。中には展望台を設置したり、撮影ポイントを丁寧に解説したパンフレットを作成している自治体もあります。

ひとくちメモ:
棚田の定義のひとつとして、「山の斜面や谷間の傾斜地(傾斜度20分の1以上とします)に階段状に作られた水田」と農林水産省が示しています。「傾斜度20分の1」とは、水平距離を20メートル進んで1メートル高くなる傾斜で、角度になおすと約2.86度となります。 続きを読む 日本の棚田百選

平成百景

平成百景は、2009年に読売新聞社が選定した100の名所です。最初に風景写真家の竹内敏信氏の監修により300ヶ所を選出、そののち読者投票が行われ、2009年4月16日と17日の2日に渡って新聞紙上で発表されました。

創刊135周年を記念して行われたこの企画、新聞紙上とインターネット上で募ったアンケートには合計で642,314票が集まり、内訳はハガキ116,242票に対してネットからの投票は約半分の57,372票でした。得票上位30位までが順位付きで発表され、残りの70ヶ所は得票数によるものではありませんが、7割は100位以内にランクインしたものが選ばれたということです。

同様の百名選には日本百景、新日本観光地百選、新日本旅行地100選、新日本観光地百選などがありますが、この百名選のみで選ばれているスポットとしては、旭山動物園、東京ディズニーリゾート、神戸ルミナリエなどがあります。 続きを読む 平成百景

夜景100選

夜景100選は非営利団体「新日本三大夜景・夜景100選事務局」が2004年に選定した、美しい夜景の100選です。
選定基準は訪れた人に感動をもたらすような景色を備えていることはもちろんのこと、道程がある程度整備されていることや、宿泊施設や飲食店を除き一般へ開放されていることなど、アクセスのし易さも考慮されているところがポイントです。
選定には事務局が候補地を選定した後、一般への意識調査が行われ、対象となるスポットを管理する自治体や事業者、団体への確認が行われた上、決定・公表されました。

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日本の道100選

日本の道100選は、1986年および1987年度に当時の建設省によって制定された104本の道路です。選定は二年に渡って行われ、1986年には歴史性と親愛性に優れた53本が選ばれました。翌年の1987年度には美観性と機動性に優れた51本の道路が選ばれ、100選と銘打つものの合計で104本が選定されました。

道に関する百名選は「歴史の道百選」(1996年、文化庁選定)や「歴史国道」(1995~1996年、国土交通省選定)などがありますが、日本の道100選の特徴としては地域でより便利に使われ、より多くの住民に親しまれている道路が多いことがあげられます。知る人ぞ知る、というようなマニアックな道は比較的少なく、日常的に市民が移動する際になにげなく使っている道路も多く含まれています。

各年度に各都道府県から一本は選ばれているので、それぞれ特色のある二本の道路がどの都道府県でも楽しめます。年度による選定基準の違いを楽しむのも、この百名選の味わいの一つですね。

ひとくちメモ:
選定された道路には顕彰プレートが交付・設置されています。日本の道100選のすべてを訪れ、この顕彰プレートや記念碑を写真に収める「日本の道100選ハンター」の方もネット上でしばしば見かけます。このデザイン性にも優れたプレートは、東京オリンピックのポスターや大阪万博、NTT、ニコンなどのロゴマークも手がけた、日本を代表するグラフィックデザイナー・亀倉雄策氏の作品です。

また日本の道100選はネット上に公式情報がなく、顕彰プレートが設置されている正確な場所をまとめて公開しているところもあまりないので、宝さがし感覚でプレートを探しだす楽しみもあります。 続きを読む 日本の道100選

日本百名峠

日本百名峠は、作家の井出孫六が編んだ1982年の同名の書籍で紹介されている峠です。山がちな日本の国土では、ちょっと足を伸ばすさいにも山越えが必要で、経済や交通の発展に伴い必然的に多くの峠が作られてきました。

選定の基準は明記されていませんが、同書のまえがきにはこう記されています。

そこで一年前、峠を愛する方々と相謀って、全国千余に及ぶ峠のなかから、およそ四百七十余りの峠を拾い出してみた。峠を通じて、日本列島全体を俯瞰するためには、地域が偏ってはならない。そこで北は北海道から南は沖縄まで一道一都二府四十三県からくまなく峠の代表を選出することを原則として、四百七十余から、百にしぼるためには多くの名峠に泣いてもらう必要があった。とりわけ東北、甲信越に泣いてもらった峠が多い。

制覇の難易度:
上記のように北海道から沖縄まで、全都道府県からまんべんなく選ばれている上、現在ではアクセスが困難または峠自体の通行が難しくなっている場所もあり得るので、事前の充分な下調べが必要となります。

ひとくちメモ:
帯のキャッチフレーズに「百名山の次には、峠の時代が来る」とあり、深田久弥による『日本百名山』を強く意識していることが伺えます。しかし、井出孫六によると「いつか、百の峠を歩いてみたいとそのとき思ったのは、深田久弥さんの名著『日本百名山』に刺激されてのことというよりは、峠の草に埋もれた歴史に魅きつけられてのことだった。」とのことなので、件のコピーは出版社の意気込みゆえ、でしょう。 続きを読む 日本百名峠