
「日本さくら名所100選」は1990年に日本さくらの会が中心となって選ばれました。
選定は各都道府県から最低でも一箇所は選ばれているので、全国津々浦々の桜スポットが紹介されています。桜の木の中には天然記念物に指定されているものも多く、お花見ついでに国の貴重な自然も楽しめてしまいます。
選定基準は以下の九つからなっています。選定された桜は選びに選びぬかれたものだということが分かります。
さくらの名所としての知名度が高い 比較的健全な成木である 利用者(花見客)が多い 保護管理体制が整っている 歴史(由緒)がある さくらが周辺の環境とよく調和し、著しく自然景観を向上させている 成木の植栽本数が多い 単木の名木は対象外とする 一都道府県、最低一か所を選定する
制覇の難易度ははっきり言ってかなり高いと思われます。全国津々浦々に広がっていてはいるものの、特別「秘境」にあるわけでもなく交通の便も悪くありません。しかし桜が咲いている時期が限られるので、制覇するには数年かけてじっくりと取り組むのが現実的でしょう。